役員報酬が1億円を超える経営者が563人となり、過去最多を上回る見通しとなったようです。
役員報酬ランキングトップ10には、ソフトバンクなどの有名企業の経営者が名を連ねていますが、異色なのが2位の第一交通産業㈱会長です。九州では有名な会社らしいので異色というのは失礼かもしれませんが。
この会長、今年100歳で勇退されたそうで、退職金を16億円もらったのでランキングに入ったようです。
そこで税理士として気になるのが、退職金が高すぎるのではないかということ。
退職金が不相応に高いと税務署が経費として認めない可能性があります。
税務上、役員退職金の適正額は、月給×勤続年数を基準とするのが一般的です。
例えば、月給100万円で勤続年数50年なら5000万円になるので、功績次第で1億円位なら文句言われません。
それで、この会長はどうかというと、月給2000万円で勤続年数62年のようです、、、
うん、16億円でも行けそうな気がする。
それにしても100歳で月給2000万円は驚きでした。