「売れないから値上げする」は有りか

我が家ではカープファン御用達の某新聞を購読していますが、その購読料金が来月から値上げされることになりました。3093円から3400円なので約10%の値上げになります。

 

説明書きによると、値上げ理由は販売店の人手不足を解消するためとのことでしたが、実際は販売部数が減少して経営が厳しいというのが本音でしょう。

 

値上げをすれば販売部数がさらに減少することが予想されますが、 値上げしても継続する購読者(カープファン)が多いと踏んだのかもしれません。この新聞社は販売部数の減少は覚悟の上で、値上げによって売り上げの減少をカバーしようという賭けに出たわけです。

 

一般的に売上は数量×単価で決まります。当たり前のことで経営者の方もよく理解されています。でも多くは数量を増やすことに懸命で、単価を上げるという話はなかなか出てきません。単価を上げれば顧客を失うかもしれないし、価格競争に負けてしまうからです。むしろ単価を下げて数量を増やそうという方向に行きがちです。

 

 でもこの新聞社のように売れないから逆に値上げしてしまうという発想の転換も有りかなとは思います。

 

もちろん、ただ値上げだけして価値が付いてこなければいずれ誰も買わなくなりますけどね。