税金の滞納を防ぐ方法

毎月10日は源泉所得税の納付期限です。源泉所得税というのは、給料から天引きする所得税のことなんですが、会社はこれを毎月又は半年に一回、税務署に納めることになります。半年に一回の会社は今日が上半期分の納付期限ということで、半年分をがっつり納めた会社も多いと思います。

 

源泉所得税は従業員からの預り金なので、1日でも滞納すると税額の10%という大きなペナルティが課されることがあります。税務署は消費税などの預り金的な性格のある税金を滞納することに関して非常に厳しいです。

 

それでも半年に一度の納税となると納税資金が足りずに滞納してしまう会社もあります。手取り支給額だけで資金繰りを見てしまうといざ納税という時にお金が足りなくなってしまうのです。日頃から源泉所得税の納税分も手当てしておく必要があるわけです。

 

方法としては、あえて毎月納付する方法があります。手間ですが滞納リスクは減ります。または、納税資金として毎月別口座に移しておくという方法もあります。資金繰りに影響がないためお勧めです。ただ本当は源泉徴収制度が廃止になって、各自が確定申告して納税するようになることが理想なんですけどね。